2017年1〜3月期ドラマまとめ(独断と偏見によるランキング)
2017年1月〜3月期のドラマまとめ
独断と偏見によるランク付けまとめ。
私が最後まで見ていた作品は、
- 突然ですが、明日結婚します
- きみはペット
- 嘘の戦争
- カルテット
- 東京タラレバ娘
- クズの本懐
- 就活家族〜きっと、うまくいく〜
- お母さん、娘をやめていいですか?
- 奪い愛、冬
- スーパーサラリーマン佐江内氏
- A LIFE〜愛しき人〜
11作品。なんかあんまり見てないですね。笑
大貧乏やスリル、視覚探偵、嫌われる勇気は離脱しちゃいました。結構毒づきますが、私個人の感想なので優しい気持ちで読んでください。
ではスタート!
第11位 突然ですが、明日結婚します
☆☆☆☆★
「結婚したいね」「うん」「やったー!」「うそうそ、しないしない」「んもー!」ってずっとやってるけど、そんなに結婚したいならさっさと結婚できる人とすべき、恋愛したいなら結婚言わないべき。
— ドラマ子 (@tvdraran) 2017年3月9日
なんかこのカップルは矛盾だらけ、全く魅力がないんだよなぁ。#突然ですが明日結婚します
文句無しの最下位〜!!!!笑
何が最下位かって、とりあえず登場人物全員イライラする。
仕事も一流でバリバリやってるキャリアウーマン。
仕事は嫌いじゃないし、むしろやりがいを感じてる。だけど、結婚して仕事やめたい。って矛盾も矛盾。
しかも、育三郎がせっかく結婚を申し込んでくれて、全て完璧なのに「恋愛結婚がいいから」って、仕事辞めたくて婚活してる全女子に謝れ!!
そして男子アナがアイドルかのような扱いをされていることにも疑問を感じる。
『パパドル』とかアイドルが旦那さんで…っていう話ならまだしも、局アナ。局アナなのに、メガネにマスクで帽子。(しかも一般女性とデートするだけなのに)騒がれっぷりが異様。軽部さんとか安住さんクラスなら騒ぐかもしれないけど。
しかもまさかの友達の家でイチャイチャしはじめて、友達が家に入れないって、友達にも謝ってほしい。
全てにリアリティがないし、ときめくところが見つからなかった。
第10位 A LIFE〜愛しき人〜
☆☆☆★★
A LIFEはとりあえず、放送分は全部見終えた。普通に面白いし、いい話っちゃいい話なんだけど、そこまでひき込まれないのはなんでだろう。完璧すぎるキムタクがヒーロー役なのがわかりきってるからなのかな。なんかずっと成功してきたシアトル帰りの主人公を応援できない。#ALIFE愛しき人
— ドラマ子 (@tvdraran) 2017年2月26日
一言で言うと、手術しかしてない。
すごい手術してるのはわかるけど、手術してたなっていう感想しかない。手術に手術、そして手術で竹内結子が泣いてエンディング。
手術がリアルなのはいいことかもしれないけど、こういう医者モノって、手術のリアルさを求めてるわけじゃない。医者のドラマだったり、患者の気持ちを繊細に描いて欲しいのに、それが皆無。
キムタクがキムタクじゃない普通の男の時はすごく好きなんだけど、これまた天才外科医。また天才、またなんでもできるやつ。挫折知らず。
しかも院長夫人もキムタクに未練タラタラときた!
浅野忠信とキムタクが逆だったら面白かったかも。
親友の裏切りは「リッチマン〜」みたいな感じを受けたけど、こっちはややこしくしすぎ。
菜々緒の愛人役、そして裏切りっぷりは面白くてよかった。
第9位 奪い愛、冬
☆☆☆★★
不倫はいつからかコメディになって、ドロドロすればするほどコントになって、みんなキャラクターになって人間じゃない。
— ドラマ子 (@tvdraran) 2017年2月18日
とりあえず仕事しろ。#奪い愛_冬
正直10位と大差ないけど、9位なのは笑えたから。
これはドラマじゃなくて大掛かりなコントモノ。そう思えばすごい面白かった。泥沼の愛憎劇っていうより、顔芸コント。「ドロキュン劇場」とうたってたけど、どこにキュンがあるのか教えてもらいたい。
会社でわめきちらす女(秋元才加)がいたり、仕事しないで浮気を見張ってる男(三浦翔平)がいたり、もらった似顔絵をいきなりシュレッダーかけちゃう母親(榊原郁恵)がいたり。水野美紀はあえて書かないけど、ひどい登場人物オンパレード!
一番ひどかったのは、フラッシュモブかな…。そしてその後に倒れる倉科カナ。プロポーズのフラッシュモブ中にクラクラし始める相手ってそれだけでギャグ。
「ここにいるよ〜!」ってクローゼットから出てくる水野美紀もいろんな意味でやばい。本当にただのギャグ不倫。
第8位 スーパーサラリーマン左江内氏
☆☆☆★★
最後のダンスは狙いすぎで、特に素敵なセリフもない。だけど見てられるのは、限りなくしょうもないから。しょーもねー!!って笑って何も考えず寝るのにあの曜日と時間帯は丁度いい。
— ドラマ子 (@tvdraran) 2017年2月26日
だけど毎回小ネタが長すぎて若干いらっとくるのは、私が冷たい人間だからかな。笑#スーパーサラリーマン左江内氏
普通…。
特別面白いわけでもないし、つまんないわけでもない。
好きか嫌いかでいうのも難しいくらいに普通。
キャラもはっきりしてて、愛らしいし楽しいんだけど、何かひしひしと感じる「やりすぎ感」。
面白いからもういいよって言いたくなるくらい、見てるこっちが冷めてくる。”てんどん”感っていうのかな、もういいからとっとと話進めてくれよ…ってなっちゃうんだよなぁ。
キョンキョンの「おめぇーよぉ!」が聞ける楽しみと、
もや夫とぱるるの可愛さで見てた。
面白いのになんか見てると疲れた。
第7位 きみはペット
☆☆☆★★
正直これもどっこいどっこい。
前作がよすぎたっていうのと、キャストのイメージがあるから全然期待してなかった。
でも、キャラクターがしっかりしてて意外と楽しく観れたっていうのも込めて7位。
スミレちゃんが、無意識にチョコレートを食べて癒しを求めているところとか、ホラー映画が好きだったりとか。
細部まで作り込まれている感じがよかった。
でもモモちゃんのあざとさを作ってる感じがなくて残念。
普通にかわいいキャラだからちょっとちがうかなぁ…。
松潤は、あざといな〜!わざとやりやがって!って思わせるところがあったから、漫画のモモちゃんとあってたのかな。
ストーリーは面白いのわかってるからいいけど、やっぱり前作には敵いませんわな。
第6位 就活家族〜きっと、うまくいく〜
☆☆★★★
全然うまく言っていない人の言う、「きっとうまくいく」はなんだかとても痛くて刺さる。
— ドラマ子 (@tvdraran) 2017年1月22日
タラレバといい、胸が痛いドラマだ。。。#就活家族
後半ぐだついてて、なんじゃいそりゃってところも多かったけど、楽しかった!
お父さんがハニートラップにかかってリストラされて就活。
お母さんはホスト狂いの末、就活。
長女はセクハラから変な部署に飛ばされて就活。
長男は元から就活生。
家族全員就活生っていう設定も面白いし、何より名前勝ち。
「就活家族」て。面白そうな匂いムンムンじゃん。
こんなブラックなのか、日本の社会は!!!
って言いそうになるくらいかわいそうな家族だったけど、特に長男の就活塾を取り上げてたのが面白かった。
働くことの意味を問うドラマといえば、そうなんだけど。
家族を養わなきゃいけない父親の重圧とか、
それぞれ家族の中の役割を演じてるんだなってところが響いたドラマだったなぁ。
黒木瞳が脱ぎ始めたのはちょっとびびった。
第5位 東京タラレバ娘
☆☆★★★
なんか、タラレバが救世主で最高の味方みたいになってるけど、ただマジレスでぶったぎってる恐ろしい存在でしかない。#東京タラレバ娘
— ドラマ子 (@tvdraran) 2017年3月22日
原作の漫画が大好きだし、期待してたドラマ。
自分じゃわかってるけど正しい道へ進めない、「たられば」言いながら幸せになっていたはずの自分の未来に酔いしれて明日を迎え続ける女子の物語。
…なはず。なのに、なんか軽い!!
そんなイケメンとどうこうとか、そういう話でまとめられても切迫感がないんだよ!!!!
キャラメルフラペチーノは飲んでられないんだよ、胃がもたれるからな!!っていう話なのに、なんか…。
面白くないとは言わないし、キャラクターもなんか笑えて、ご飯食べながら見られる感じで好きっちゃ好きなんだけど。
でも軽すぎるし、こんな簡単に悩んで解決していいのか!?
というか、解決策なんてあんのかい!ないだろうよ!
そんで余命宣告の「たられば」と一緒にするなよ!不謹慎か!
っていう気持ちになってイライラした部分もありました。
なんといっても不倫があっさり終わりすぎ。
セカンドもうまくいっちゃって、それだめじゃない?
あとBGMが♪たらればたられば言ってて、そのセンスが気になった。
第4位 クズの本懐
☆☆★★★
ちょっと役者が微妙だなっておもうところもあるけど、話は面白くて、程よくセンセーショナル。
— ドラマ子 (@tvdraran) 2017年3月9日
そこまでクズじゃないような気はするけど笑#クズの本懐
漫画もちらっと読んだけど、新しい内容でよかった。
主演の二人も身体張ってて、すごい頑張ってたし、テレビで流せたのもすごいなっていう。
でもちょっとクズクズいうわりに、皆川先生しかクズっぷりが発揮されてない気もする。
自分に好意を寄せる男(そして女も)グイグイ利用する主人公もクズだけど、罪悪感に苛まれてかずっと泣いてるし。
え、そんなクズでもなくない!?っていうところもあった。
でも深夜枠で見るぶんにはすごく見応えあったなぁ。
ラストは納得いかないけど。
1番クズでビッチな女が幸せになったのが許せなかったりする。
第3位 嘘の戦争
☆★★★★
こういう復讐モノって、バレてたからが勝負だと思うけど、いい感じに主人公が間違った道に進み始めてて面白い。
— ドラマ子 (@tvdraran) 2017年2月28日
そっちいっちゃ、ただの悪人だよ!!っていうくらい危なっかしいとほんとハラハラする。#嘘の戦争
「銭の戦争」に次ぐ2作目。
ちゃんと前例もあるし、不安なく期待できた、そしたら面白かったっていういいことづくめ感。
主人公が悪人ではあるけど、悲しい過去と戦いながら生きてるっていうところにつかまれるよなぁ。
応援しちゃいけないけど、負けて欲しくないっていうか。
悪人になりきれない切なさがすごく胸を打つ。
なにが悪くてなにが良いのか、その境目って曖昧だなぁとかなんとか考えちゃうドラマだった。
絶対気づいてたでしょっていう山本美月ちゃんも笑、なんか可愛くて。
自分が好きになった人がこうだったら、信じたくはないだろうし、そういうリアルさが切なかったなぁ。
大杉漣との回が一番泣けたかな…。
第2位 お母さん、娘をやめていいですか?
☆★★★★
Twitterに書いてると思ったら感想書いてなかった。
お母さんと娘、そして娘の彼氏っていう三角関係が、単純な三角関係として描かれてなくて新しかった。
お母さんは柳楽くんを男として惹かれて恋愛してるわけじゃなくて、ただ娘が大切にしてるものだから自然と好きになったんだろうな。
というか、娘を取られたくなくて身を削ってたんだと思うけど。
なおさら怖い母親だな。
母と娘ってお友達でもあり、親子でもあり、ライバルにもなる。近すぎると気がつかないけど、ストレスに感じることがあるかもしれない。
仲良すぎるがゆえに、言えなかった小さなストレスが、10円ハゲになってでてきちゃうのも怖かった。
お母さんが壊れていったのは、一種の着せ替え人形のように思っていた娘が反抗したから。
娘が意思を持って反抗することで物語が始まったのも面白かった。
井上由美子はさすがだわ。
第1位 カルテット
★★★★★
「志のある三流は四流」って言葉、かなりズシンときた。
— ドラマ子 (@tvdraran) 2017年2月15日
恥を忘れてピエロになれるなら、大きな舞台に立てる。
だけどプライドをもって志のある人間は、それに見合った場所を求める。
だから居場所がなくなって、気づいたら社会不適合者。
夢をもつことはリスキーだ。#カルテット
ブログにもがっつり書いたから、特に書くことないけど笑
最高に楽しかった。
夢をもつことはとても素敵なことだけど、社会からは取り残されちゃうかもしれない。
子どもではないけど大人でもないっていうグレーゾーンを生きる人間たち。
素晴らしい人たちではないけど、すごく魅力的で、さすが坂元裕二だった。
巻さんが、失踪した旦那さんに再会した時に、「痩せた?」って言ってたのが印象的。
普通、「どうしてなの!」とか「なにしてたの!?」とかなんらかの感情をぶつけるんだろうけど、「痩せた?」って。
その時点で愛情を感じた。
そういう素敵なセリフ三昧のドラマ。ちょっとウンチクくさいところとか、回りくどいところも好きだったなぁ。
何より満島ひかりが可愛かった。
今クールのドラマも始まって、楽しみがまた増えそうです。
以上、独断と偏見によるランキングでした!