2017年4〜6月期ドラマまとめ(独断と偏見によるランキング)

今期のテレビドラマが続々終わりを迎えております。

最終回が本当に印象に残らない作品が多いなっていうのが私の印象でした。基本的に最近のテレビドラマはそういう気がします。なんか、切ないですね…。

 

2017年4月〜6月期のドラマまとめ

独断と偏見によるランク付けまとめ。

私が見ていた作品は、(離脱・完走含め)

 でした!これから追いかけて再生しようと思ってるのは、「笑う招き猫」「3人のパパ」「残酷な観客達」「ツバキ文具店」「みをつくし料理帖」「4号警備」「火花」あたりですかね…。結構多いからいけるか微妙ですけど楽しみ。

 

第16位 貴族探偵

☆☆☆☆

文句無しの最下位〜!!!!笑 私も序盤しか見れておらずで、たいそれた感想もないんですけど、なんで離脱してしまったかというと…。やっぱり探偵には自分で推理してもらいたい。この一言に尽きます。貴族で探偵っていうのは、寿司職人と探偵くらい異色で面白くなりそうなのに。自分が動かずに推理するっていうのはいいとして(貴族だから)、全てが頼りきりで、そのくせ偉そうっていうのは…。何でもかんでも「貴族だから」って一言で済ませられるもんじゃない!!そしてコメディ調かと思いきやそうでもないし、なんだかよくわかりませんでした。マッサージ探偵の方が、まだ推理してる。

 

第15位 フランケンシュタインの恋

☆☆☆★★

 おそらくいいドラマなんだっていうのはわかってるんです。「泣くな、はらちゃん」みたいにじわじわくるいいドラマなんだろうっていうのは伝わってくるけど、いかんせん私はあんまり好きじゃなかったです。好みの問題かもしれませんが、とにかくあの突如出てくるボコボコが本当に苦手でした。しかもフランケンシュタインが寝ていた布団についたキノコをバターソテーして出してみんなで食べているのもゾクゾクしてしまい…。そしてフランケンシュタインが一体、歴史的にどう扱われていたのか、初期設定がわからないので初回から置いてけぼりな感じがすごかったというのが印象でした。まだ「妖怪人間ベム」とかの方が、バカバカしいけど切なさを率直に感じられた気がします。あぁ、とにかくゾクゾクした…。

 

第14位 兄に愛されすぎて困ってます

☆☆☆★★

 これがこの位置にくるのはどうなんだっていうランキングですね…笑。とにかくモテてモテてモテまくる主人公の話で、映画への伏線ドラマでした。内容があるかと言われたらない…です。面白いかと言われたら…普通です…。でも深夜にあのテンションで30分という枠なら、いいかなっていう感じで、みんな可愛いし少女漫画らしいバカバカしさがいい意味で軽くて楽しかった。千葉雄大が高校生じゃなかったのに、高校生に見えるのは羨ましい限りです。

 

第13位 櫻子さんの足下には死体が埋まっている

☆☆☆★★

 「家売る女」を彷彿とさせる主人公と、ペットのような正太郎。ガイコツになって、「(骨が)つながった…」っていう感じも、「GO!!」とかを意識してるのかなぁ。なんかこうやって作ればヒットするって法則通りに主人公がいる匂いを感じる!正太郎がずっとモノローグで「(会社に)行きたくない行きたくない行きたくない」ってつぶやきながら出社してる様子とか、理不尽なことを言われても心の中で軽口叩く感じとか、なんかすごく人間らしくて好きでした。ラップ調で笑い飛ばしちゃう感じとか。なんかこういうことってよくあるよなぁ、社会人…ってすごく感じました。正太郎いいね。

 

第12位 人は見た目が100%

☆☆☆★★

結果、彼女たちは何を研究してたのかわからずじまいでした…。研究した結果、どうなったのかわからない。見た目が100%という割に、そこまで見た目の研究しないし、シンデレラストーリーみたいな劇的な変化もなかった。それに加えて、相手役が最低な二股男って報われなさすぎやしないかな…。結局、彼女たちはほんの少し成長しただけで、根本的には何も変わってなくて、見てる方は不完全燃焼。もっと変わって幸せな思いをして欲しかったなぁ…。それにしても部屋着の研究は一番いらないと思う。

 

第11位 きみはペット

☆☆☆★★

なんかずっと書いてるけど、やっと最終回を迎えました…。結構原作に忠実で細かく描いていて、割と私は楽しく見れました。松潤のペット感には少しオスっぽさが足らず、何を考えているのかわからないミステリアスさも感じられなかったなぁ。これはこれでよかったけど!でもちょっと長かったから中だるみもあったり。ずっと雨が降ってる印象しかなかったんですが、雨がキーワードだったんですね。とにかくラストシーンもずぶ濡れだったんで風邪引かないか心配です。

 

第10位 恋がヘタでも生きてます

☆☆☆★★

 感想としては、みんな恋愛ヘタじゃなかったですね。社長になりたい!恋より仕事!という感じの主人公、とにかくイケイケイケメンな社長、セフレしか作れない男、マグロな女。なんかそれなりにダメな部分はあっても、結婚は迫られるわ、ランニングしてただけで恋に落ちられるわ、挙げ句の果てに元カノに勝っちゃうわ…って、なんかみんなめっちゃ恋愛上手じゃん!という結果でしたね。でもなんか夜中のテンションで突っ込みながら見るのはとても楽しかったし、昔のトレンディっぽい「男に負けたくないの!」みたいな女性像がなんか可愛くて好きでした。田辺誠一のイラストは必要だったのかは謎でしたね。

 

第9位 マッサージ探偵ジョー

☆☆★★★

 

Twitterにも書いた通り、33分探偵みたいに事件性はありそうでそこまでない。そして犯人を探すということよりも、「この事件のツボだ!」っていうセリフのためだけにあるドラマ。まさに「なんやかんやは、なんやかんやです!」と一緒で、それだけを楽しむドラマでした。私は結構楽しく見れてましたね。最後の中丸くんの踊りも妙に笑えるし、とにかくいい意味で「しょーもない」推理ドラマでした。筧美和子が小学生でしたっていうオチはさすがに笑えました。

 

第8位 母になる

☆☆★★★

最初すごく胸が痛くてたまらなかった。突如子どもができた瞬間に、女性は自然と母にならなければいけない。周りに助けられて、子どもに教えられて、少しずつ「母になる」っていうのがこのドラマのコンセプトかなぁ…。多分そうなんでしょうけど、どこかオーバー気味でちょっと違和感が…。例えば、家族会議もあんな大勢でやるものではないだろうし、息子も全然反抗しない、そして息子の彼女問題も、小池栄子演じるもう一人の母問題も、なんか全部が中途半端で、少しかわいそう。一度罪を犯した人間は、ずっと許されることはないって言ってしまえばそうなんだろうけど…。とにかく一番人間らしかったのは、お父さんかなぁ。あと少し気になったのはセリフのオウム返し。「ギャーギャーって」「ギャーギャーって?」「そう、ギャーギャー」みたいなセリフが自然セリフっぽくやってるんだろうけど、ちょっとわざとらしくて気になりました。でもなんだかんだ偉そうに言いながらも、いつも泣かされてました。(笑)

 

 

第7位 CRISIS

☆☆★★★

 すごい面白いんです。面白いんですけど、なんかすごく皆セリフの声が小さくて、音量をめちゃめちゃあげてました。そしたら主題歌でびっくりするっていう、バカなことを毎回やってました笑。SPとかもそうだけど、こういうドラマは映画館とかで一気見できたらいいのになっていつも思います。世界観がしっかりあって、映像も綺麗で、なおかつセリフが小さいって映画と一緒じゃん!って思ってました。毎回きちんとハラハラできて、優等生で安定してるなぁって印象のドラマでした。

 

第6位 小さな巨人

★★★★

クスッと笑える半沢直樹、みたいな印象でした。真面目でシリアスな内容だけどキャラが濃いから笑って見れるし、楽しかったです。でもキャラが濃すぎて、毎回お腹いっぱいだった…笑。楽しかったけど、それくらいしか印象に残ってないってなんだろう…。「普通によかったよね」って友達と話す感じでした。

 

 

第5位 架空OL日記

★★★★

バカリズムは女の気持ちもかけるんだなぁ…っていう新たな発見と、男の人が書く女の人にしてはリアルすぎるし、本当に尊敬しました。面白すぎる。ドラマも面白いですけど、それよりこれをバカリズムがかいてるっていうだけで価値があるんだろうなぁ。こんな女いるよなぁって斜に構えて見ているバカリズムの感じが出ていて最高によかった。でもこれもこれで声が小さくて聞こえなかったところたくさんあったけど笑。クドカンと一緒で、1話は微妙だけど徐々に楽しくなってくる感じ。「黒い10人の女」も楽しかったし、今後も楽しみ。

 

 

第4位 リバース

★★★★★

すごい面白かったし、湊かなえも大好きだからハラハラ楽しめた。いつも思うけど、綺麗につながる時間軸や出来事の伏線が完璧。原作が読みたくてたまらなかったけど、我慢してドラマを楽見ました。主人公が知らず知らずのうちに犯人になってたっていうのは、なんかあまりにも悲しいですね…。でもすごく衝撃的だし、切ない物語ではあるけど、いいドラマだった!途中、刺されちゃったりとか、色々な事件があったけど、結局は外部が関わっていて彼らが悪いんですっていうのはモヤモヤ。もう主人公犯人でいいとは思うけど、仕方ないのかな。確かに、最終回一歩手前で終わってたら、それはそれでモヤモヤ。「Nのために」とのコラボは最高だった!

 

 

第3位 あなたのことはそれほど

☆★★★★

あれだけ色々ブログでも書いたから特にもう書くことがないけど…笑。クズの主人公とサイコパスな夫、そして最低な浮気相手と鋭すぎる妻。クズとサイコパスのオンパレード!でもギャグに走り過ぎてないし、きちんと伝えたいことは伝えられるドラマだから楽しかった。漫画の方が好きですけどね…。でも人間のクズな部分って、一番共感を呼ぶのかもしれませんね。

 

 

 

第2位 ボク、運命の人です

☆★★★★

これも書きすぎたなぁ…。とにかく私は金子茂樹の描く恋愛が好きなんだと思います。最高にときめける!少女マンガ的なときめかせ方ではなくて、繊細ですごく素敵。でも最初の方、玉を投げ返すのを待たれてるだけなんていう最高な状況が羨ましすぎたところはありナスけどね…!!!神と主人公の関係性が、友達で痛いのか、父と息子でいたいのか…そこがちょっとどう感情移入していいかわからなかった。多分前者なんだろうけど、その複雑なところもいいのかもしれないですけど。最終回も仕掛け盛りだくさんで楽しかったですね。

そしていつもちゃんこ食べてましたね。 

 

第1位 100万円の女たち

★★★★★

 

 久しぶりに新鮮で面白いドラマに出会えた!サスペンスものだけど、恋愛模様もあって、人間ドラマも感じられた。そしてこんなにきっちり人物の履歴書というか年表を作っているドラマも久しぶり。有名な無能と無名な天才だったら、無名な天才はずっと埋もれたまま。そして誰にも相手にされず、でも有名になった途端、作品なんてどうでもよくなる。だから皆、自分を認めてもらうために有名になろうとするのかなぁ…。色々考えさせられるドラマでした。

 

今クールのドラマも始まって、楽しみがまた増えそうです。

以上、独断と偏見によるランキングでした!